最近話題になっているライブ配信サービスは、自宅でスマホ1台あればスタートできる新しいビジネスモデルです。
ただ、配信を行うことには「メリット」と「デメリット」があるといわれています。
これから配信を始めたいと思っている人は、まず知っておくべきポイントでしょう。
今回は、ライブ配信がどのようなものか気になっている方に向けて、
- ライブ配信のメリットとデメリット
- ライブ配信は何が楽しいのか
- ライブ配信で高収入を目指す方法
などについて詳しく解説をします。
きっとこの記事を読めば、ライブ配信の何が楽しいかを知ることができ、自分にも配信ができる自信がつくはずです!
ライブ配信のビジネスモデル
そもそも「ライブ配信とはなにか」を知らない方もいるでしょう。
ここでは、ライブ配信のビジネスモデルについてご紹介します!
ビジネスモデルを知ることで、どのようにして稼げるのかを知ることができるはずです。
投げ銭や時給で稼げる新しいビジネスモデル
ライブ配信は、投げ銭や時給といった形で報酬を得られる、新しいビジネスモデルです。
ライブ配信を行うと、視聴者(リスナーさん)が配信中に投げ銭と呼ばれるギフトを送ってくれます。
こちらは、在籍する配信サービスの還元率により換金できるんです!
ライバーのメイン収入は「投げ銭」と言われており、トップライバーの方は、投げ銭で月100万円以上稼ぐのだとか…!
また、在籍する配信サービスによっては「配信時間」に応じてポイントが付与される、時給制のような収入システムを導入しているところもあります。
ライブ配信とYoutubeとの違い
ライブ配信とYoutubeにはどんな違いがあるのか気になる方もいるでしょう。
大きく違うのは以下の3つのポイントです。
・オンラインライブ(生配信)かどうか
・編集の必要性
・収益化までにかかる時間
- 【ライブ配信】
ライブ配信は基本的に「生配信」で行います。
リアルタイムで撮った映像をリスナーさんに届けるため、編集は行いません。
また、ライブ配信をスタートしたその日から投げ銭をもらうことができるので、即収益に繋がるのも特徴のひとつでしょう。
- 【Youtube】
Youtubeは、事前に撮影した動画を編集し、アップロードする配信方法です。
また、収益化までにはクリアしないといけない条件があります。
・公開動画の総再生時間が直近の 12 か月間で 4,000 時間以上である。
・チャンネル登録者数が 1,000 人以上である
上記の条件をクリアしないと、収益化できないため、即日で収益化は難しいでしょう。
(参照:YouTube で収益を得るには)
ライブ配信のメリット
ライブ配信を行うことにはどのようなメリットがあるのでしょう。
ここからは、3つのメリットを紹介するので、ぜひ配信を行う前に参考にしてください!
メリット①コロナ禍で需要がUP!
コロナ禍で自宅にいる時間が増えたことにより、ライブ配信を視聴するリスナー数がかなり増えたといわれています。
合同会社RopEarの独自調査によると、配信数は1年間で約2倍にも増えたのだとか…!
そのぐらい需要アップしているということでしょう。
稼げるチャンスが上がっている業界なので、今から参加するのはとてもおすすめです♪
メリット②いつどこでも配信できる
ライブ配信はスマホ1台さえあれば、いつ、どこでも配信が可能です。
特別な知識や経験がなくとも始められるのが、ライブ配信の魅力であり、最大のメリットといえるでしょう。
働く場所を選ばないので、自宅はもちろん、住んでみたい地方に引っ越しをしても、配信を続けることができます!
メリット③楽しく稼げる
ライブ配信では、楽しくコミュニケーションを取ることが仕事になります。
配信をしているリスナーさんのコメントを読んで、楽しくコミュニケーションを取ることが大切!
人と話すことが好きな人にはうってつけの仕事といえるでしょう♪
ライブ配信の何が楽しい!?ライバーさんに聞いてみた!
ライブ配信は普通の仕事と違い、友人と話す感覚で楽しみながら稼げるのが良いですよね!
稼ぐという感覚だけではなく、実際ライバーをしている方のなかには、純粋にコミュニケーションを楽しんでいる方も多いです。
ここからは、実際にライバーをしているMさんに、ライブ配信の何が楽しいかを尋ねた意見を紹介します!
何が楽しい?①趣味の似てる人と知り合える楽しさ
ライブ配信を始めて数日経った日、リスナーさんと趣味の話になったんです。
そこで、私が好きな音楽の話をしていると、偶然リスナーさんのなかに同じバンドが好きな人がいました。
話を続けると、なんと同じライブに何度も行ってることが判明しました!(笑)
その後、プロフィールに好きなバンドについて書くと、同じ趣味を持った人が配信を訪れてくれるようになり、定期的に情報交換ができるようになりました!
同じ趣味を持つ友達が周りにいないので、ライブ配信を始めてよかったなって感じています
何が楽しい?②無口なタイプでもしゃべり慣れてくる楽しさ
私はどちらかというと人見知りなので、正直ライブ配信なんてできるのか不安でした。
最初は緊張しましたが、毎日訪れてくれるリスナーさんや、コメントで質問をしてくれるリスナーさんのおかげで、少しずつ喋ることに慣れてきたんです。
ライブ配信を始めてから、プライベートでも話すことが楽しくなって、昔からの知り合いに『話が上手になったね』って褒めらました(笑)
無口なタイプでも、配信の枠は自分がメインになるので、いつの間にか喋り慣れることができる環境です。
何が楽しい?③自由な配信ができる楽しさ
配信を始めたころは、何を配信すればいいんだろう?って疑問だったんですが、段々と、自分が楽しいと思える配信でいいんだって思うようになりました。
私は漫画やアニメが好きなので、そのことについて雑談している、かなり自由な配信をしているのですが、同じ趣味の方や、その話に興味を持ってくれる方が訪れてくれています。
こういう話をしなきゃ人気が出ない!などもないので、楽しく自由に配信できるがが、ライブ配信の魅力だと思います
ライブ配信のデメリット
ライブ配信にはたくさんのメリットがある一方、「デメリット」もあります。
これから配信を行おうと考えている方は、あらかじめデメリットも知っておきましょう。
デメリット①還元率の低いサービスを選ぶと稼げない
ライブ配信をするうえで大切になるのが「還元率」です。
b還元率が低いサービスを選ぶと、なかなか稼ぐことができません。
基本的にライブ配信サービスの還元率は約15~30%程度と言われており、投げ銭などで得た収入が全て報酬になることはないんです…!
たとえば、1万円分の投げ銭を得たとしましょう。
・還元率20%のA社→2,000円程度
・還元率60%のB社→6,000円程度
このように、同じ報酬を稼いでいても、手元に残る収入には4,000円もの差が出ます
デメリット②人が多い配信サービスは人気が出るまで時間がかかる
ライブ配信サービスは近年、数がかなり増えています。
国内でトップユーザー数を誇る「17LIVE(イチナナ)」には、32,000人以上のライバーがいるそうです。
こういった、ライバー数が多い配信サービスに所属すると、人気が出るまでに時間がかかってしまう傾向があります。
リスナーさんには、もともと推しているライバーさんがいることも多く、新規ライバーの配信は見ない人もいるのだとか…!
そういった点を踏まえると、ユーザー数の多すぎる配信サービスでは、即日稼ぐことが難しいでしょう。
デメリット③ライブ配信は身バレの危険性がある
ライブ配信は「顔出し」で行うことがほとんどです。
不特定多数の人が見れるものなので、場合によっては身バレする可能性もあるでしょう。
たとえば、配信内容で学生時代の話になったとします。
そこで、部活の話や、よく通っていたお店の話をしたことで、住んでいる地域を特定されてしまったライバーさんもいるんです。
つい漏らしてしまった個人情報が、特定につながってしまいます。
くれぐれも喋らないように注意してくださいね。
ライブ配信で楽しく高収入を目指す方法
せっかくライブ配信を始めたのであれば、楽しみながらも高収入を目指したいはず。
ここからは、ライブ配信で楽しく高収入を目指す方法をご紹介します!
すぐに始められるコツなので、ぜひチャレンジしてくださいね。
面白ネタ・企画を考える
リスナーさんが興味を持ってくれる「面白ネタ」や「企画」配信を行いましょう。
一度訪れてくれたリスナーさんに「また来たい」と思ってもらうことが重要になります。
たとえば
・47都道府県のリスナーさんに出会えるまで配信を終われません
・合計アイテム数○○目指してます
・誕生日のカウントダウン配信
など、自分だけではなく、リスナーさんと一緒にゴールを目指すような配信は楽しんでもらえるはずです。
配信画面を盛り上げる工夫や、小道具の準備など、1回の配信を全力で楽しむ準備ができると、リスナーさんにもその想いが伝わるでしょう。
音楽ライブ配信など、特技を活かす
稼げるライバーになるためには、他のライバーさんと「差別化」を図ることが大事です。
・音楽ライブ配信
・ダンス配信
・マジック配信
など、自分の特技を活かした「あなたにしかできない配信」ができるといいでしょう。
特技を活かした配信は「また見たい」と思ってもらえる可能性も高く、リスナーさんが「応援したい」と投げ銭を投げてくれる可能性も高くなります!
毎日同じ時間に配信する
ライブ配信を行うのであれば、配信時間はとても重要になります。
コツとしてはできるだけ、毎日同じ時間に配信するようにしましょう。
たとえば、あなたが配信を不定期に行ったとします。
常連になりたいと思ってくれているリスナーさんからすれば、「いつ見に行けばいいのかが分からない」と不満の原因にもなってしまうはず。
人気ライバーは必ずといっていいほど、毎日同じ時間に配信を行っています。
その時間に配信を見ることが、リスナーさんにとって「日課」のようになると、閲覧数も必然的に増えるでしょう。
【おすすめの配信時間】
ライブ配信を始めたてのころは、ライバー数が多くない「穴場の時間」を狙うことがおすすめです。
「ゴールデンタイム(19時~22時)」と呼ばれる時間は、盛り上がる時間帯ですが、配信者が多く埋もれてしまう可能性があります。
ライバーにおすすめの配信時間ベスト5でも解説しましたが
・AM6時~8時:通勤通学時間
・PM12時~13時:休憩時間
・PM16時~18時:退勤時間
・PM22字以降:寝る前
上記の4つの時間帯は、比較的ライバー数が少ないので、狙い目でしょう。
まとめ
この記事では、ライブ配信サービスのメリットやデメリット、また「配信の何が楽しいか」について実際にライバーさんの意見を尋ね、紹介しました。
・ライブ配信はコミュニケーションを取ることが得意な人に向いている
・無口でも自分の枠の主役は自分なので、話しやすい環境ができている
・リスナーさんと一緒に楽しみながら稼ぐことができる
など、配信を行うことにはたくさんのメリットがあります。
コロナ禍で需要がアップした今だからこそ、自宅時間を「稼げる時間」にしませんか?