ライバーは職業にできる？仕事内容や収入・おすすめ事務所について解説

近年は、コロナ禍の影響もあり、自宅で携帯さえあれば稼げる「ライバー」の知名度が上がっています！

「ライバーを職業にしたい！」という方もいらっしゃると思いますが、ライバーがどのくらいの収入を得られるのか。

どういうことをすればいいのか解らず、一歩踏み出せない方もいるはず！

この記事では、ライバーを職業にしたいと考えている方に向けて上記３点を詳しく解説します。

ライバーとは？職業にできる？

「ライバー」とはライブ配信アプリを用いて、生配信を行いお金を稼いでいる人たちのことを指します。

Youtuberと違って、編集などの知識や経験が不要で、いつどこからでも配信できるので、近年人気が急上昇しています♪

一般的な主婦や学生でも、人気になれるチャンスがあるので、とてもおすすめな職業です！

ライバーはどのように稼いでいる？

ライバーは一体どのように稼いでいるのかというと、稼ぎ方は大きく分けて2パターンに分かれます。

①フリーライバーは、ライブ配信中にリスナーさんからもらうギフト(投げ銭)で収入を得ていることが大半です！

ギフトの料金は数円～数万円と幅広く、人気ライバーになると、1度のライブ配信で数百万のギフトを受け取る方もいます！

もちろん、もらったギフトは換金可能です。

ライブ配信にはそれぞれ還元率があり、もらったギフトの何％かが入る仕組みになります。１０００円のギフトを投げてもらっても、１０００円全部があなたに還元されるわけではないので注意が必要です。

②職業ライバーの稼ぎ方は、ライバーを専門的にマネジメントしている事務所などに所属することで稼ぐ方法です。

職業ライバーになると事務所にもよりますが、時間給が出ることもあり、フリーライバーと比べて安定的に稼げるのが大きな違いです。

コロナ禍で需要増　これからのライブ配信市場

ライバーはコロナ禍となったことで大きく需要が伸び、広く認知されるようになりました。

コロナの影響で職を失った人や、自粛中の人が増えた状況だからこそ、スマホ一台あれば始められる「ライバー」はとても魅力的！

その魅力はコロナ渦があけた現在も衰えていません。

大手ライブ配信アプリ「17LIVE」の調査によると、月額6万円以上を稼ぐライバーは２０１９年から２０２０年にかけてに比べて倍増したそうです。

詳しくは↓の記事をご覧ください。

ライバー(ライブ配信者)という職業”が、6-8月のコロナ禍においても倍増

さらに、ライブ配信事業を手掛けるRopEarの調査を見ても、ライブ配信数が2019年と2020年で2倍になっています！

ライバーになる人が増えたように、家でライブ配信を見る「リスナー」もコロナ渦をきっかけに増えているといえるでしょう。

アプリによっては顔出しなしで稼げる

実はアプリによっては顔出しをせずとも配信を行えるものもあります。

顔出しなしのライブ配信がイメージできない方もいるかもしれませんが、

など、さまざまな方法で配信ができるので副業として始めたい人はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか？

ライバーの収入ランキング

ライバーを職業にするのであれば、気になるのが「どのくらい稼げるのか」ではないでしょうか？

ここからはライバーの収入についてご紹介します！

一般的なライバーの収入

まずは一般的にライブ配信をしているライバーの収入を知っておきましょう。

実は、投げ銭で収入を得ている一般ライバーの平均収入にも差があります。

１カ月毎日４時間配信し、月１００時間以上配信して数千円というケースもあれば、配信開始２週間で何十万も稼ぐケースまで様々です。

実は、投げ銭で収入を得ている一般ライバーの平均収入にも差があります。

どれくらいの差が？という事が気になると思いますので、大手配信アプリの17ライブが発表しているデータを元に纏めてみます。

１７ライブのこちらの発表によると、２０２０年１２月末時点で認証ライバー数が32,000名という事を公表しています。

また同じ２０２０年に発表された１７ライブのこちらの発表によると、単月で6万円以上の報酬を得ているライバーは8,430名、単月で3万円以上の報酬を得ているライバーは12,303名となっています。

32,000名は認証ライバー数である為、非認証ライバー数を合わせるともっと多くのライバーがいるはずですが、32,000名に絞って整理してみましょう。

月単位での報酬	ライバー数
30,000円未満	19,697名
30,000円以上 60,000円未満	3,843名
60,000円以上	8,460名

月額報酬6万円以上の中には、10万円や100万円といった金額も含まれるので夢が膨らむ一方で、3人に1人は月3万円未満という事がわかります。

ライバーはスマホ1台で始める事が出来るので、気軽に始める人が多い分月額報酬が少ない人も多くいるのが現状でしょう。

ただ、こちらのデータには何時間配信したかというデータは付随していないので、月1時間の配信で3万円稼ぐライバーと、月100時間の配信で3万円稼ぐライバーがデータ上は同じという点に注意が必要です。

スマホ一台で今すぐチャレンジ出来て、初期投資も必要ないという点は「チャレンジして稼ぎたい」という人にはピッタリな職業といえますよね！

ここからは、高額な報酬を得ている有名な１７ライバーさんをランキング形式で３名紹介します。

１位：石原綾香

石原綾香さんは「美しすぎるライバー」として話題の17ライバーさんです！

なんと17LIVE(イチナナ)の世界総合ランキング1位を獲得した経験があります！

関西出身の石原さんの配信は会話のテンポが良く、リスナーさん全員を楽しませてくれる特徴があります。

収入は2018年時点で年収5,175万円以上と言われており、月収にすると431万円ほどをライバーとして稼がれています。

２位：つばさ

数多くのテレビ出演経験があるイケメンライバーのつばささんは、2018年時点で年収2954万円、月収246万円をライブ配信で稼がれています！

つばささんの配信は、ホスト経験で培った話術を用いた雑談がメインで聞いているだけで楽しくなる配信です。

本人自身がライブ配信を思いっきり楽しまれているのが伝わってくる配信で、元気をもらえますよ！

３位：長谷美穂

長谷美穂さんは歌手活動から女性起業家など幅広いジャンルで活躍するライバーさんです。

2018年時点でのライバーとしての収入は年収2,600万円以上と言われており、かなり人気がある女性ライバーさんです。

イチナナライブでのフォロワー数は54万人以上いるため、イチナナライバーの”顔”ともいえるライバーさんといえるでしょう。

人気のある配信内容

ライバーとして収入を得るためには、リスナーさんからの投げ銭が必須です。

投げ銭をゲットするためにはリスナーさんを楽しませることが何より重要になりますよね。

ここからは、ライブ配信のジャンルの中でも特に人気のある配信内容を紹介します！

トーク配信

トーク配信はライブ配信アプリの鉄板と呼べる配信内容です。

リスナーの多くは友達と雑談するような感覚で楽しめるトーク配信を見ている傾向があります。

など、リスナーさんの心を掴めるトーク配信ができるとギフトを投げてもらえる確率も上がるでしょう。

趣味配信

自分の趣味を活かした配信をすると、同じ趣味を持ったリスナーさんが見てくれる傾向があるので、魅力的な配信内容になります。

趣味といっても配信内容はさまざまで

などがあります。

趣味や特技を活かした配信は注目を集めやすく、人気になれる可能性が高いので、とてもおすすめです♪

メイク配信

メイク配信は女性ウケの良い配信内容です。

毎日のメイクを配信するのはもちろんのこと、メイクテーマを決めて配信することもできますよね。

など、意外とメイク配信は出来る事が多いんです。

出かける前のメイク時間に配信を行うと、メイクをしながらお金を稼ぐこともできるため、一石二鳥ではないでしょうか？

ライバーを職業にするメリット・デメリット

本格的にライバーを職業にしたいと思ったら、事務所に所属することを視野に入れる人も多いのではないでしょうか？

ここからは、ライバーを職業にするメリットとデメリットについて詳しく紹介します。

事務所ライバーになるメリット

ライバー事務所所属のライバーになるメリットは以下の通りです。

このようなメリットがあります。

やはりライバーを本職にする場合、リスナーに投げ銭をしてもらえる人気ライバーになる必要があります。

そのノウハウを教えてもらえることは事務所に所属する大きなメリットといえるでしょう。

事務所ライバーになるデメリット

一方で事務所に所属する上でのデメリットもあります。

事務所もボランティアではないので、売上を上げるライバーになることが前提でライバーをサポートします。

その中為に、配信を１日２時間以上、何時から何時まで毎日継続してくださいと言われる事や、事務所主催のイベントなどに参加するよう言われる事があります。

そういった事が「不自由」と感じる方は向いてないです。

また、マネジメント費として報酬額を事務所に中抜きされるケースもある為、事務所に抜かれる金額を把握し、受けられるサポートに見合っているかを判断する事が大切です。

また事務所との契約で「〇年間はライバー活動を継続する事」や、「解約する際は〇か月以上前までに申し出る必要がある」など、活動期間が縛られている事があります。

こういった場合は辞めたいから辞めます、と自分ひとりの都合で辞める事が出来ず、違約金を払うケースもあるので、契約書の内容はしっかりと確認しましょう。

ライバーの仕事内容

実際に事務所などに所属して職業ライバーを始めた場合、どんな仕事を行うか知っていますか？

ここからはライバーとして任される仕事内容をいくつか紹介するのでぜひ参考にしてください。

ライブ配信

ライバーの仕事内容といえば「ライブ配信」がメインです！

多くのライバーは毎日継続して2時間以上の配信を行うなど、リスナーと毎日会話をする時間を大切にしています。

「1日ぐらい配信をしなくても大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、1日の配信休みがリスナー離れにつながります。

人気ライバーの中には「〇百日継続配信中」と名前につけて、リスナーと一緒に毎日配信記録を更新していくライバーもいます！

雑誌モデル

ライバー特集が組まれた雑誌インタビューや、配信アプリのイメージモデルなどの仕事が舞い込んでくることもあります。

ただ、このような仕事が指名で来るのはTopライバーの中のほんの一部で、たいていはイベントの優勝者の権利として特典扱いとなるケースがほとんどです。

ライバーにとってはイベントは自分のことをアピールできる場です！

人前に出て、自分の存在をアピールしたい方にはうってつけの職業です！

広告・ポスター

事務所ライバーになれば、事務所を通して企業商品の広告宣伝からポスター撮影の仕事がもらえることもあります。

これは、事務所側が企業に所属ライバーの推薦や紹介をしてくれるからこそできる仕事ですが、これも所属事務所内でのイベント特典となることが多いです。

とはいえ事務所に所属していることで、自身をPRできる機会があることは大きなメリットになるでしょう。

おすすめのライバー事務所

ライバーを職業にしたい！という方に、おすすめのライバー事務所を紹介します。

また、事務所にはどうすれば入れるのかも詳しく解説するのでぜひ参考にしてください！

株式会社YOUPACE

株式会社YOUPACE (ユーペース)（旧社名株式会社PRIME）はライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」に特化した事務所です。

このような特徴を持っている事務所で、Pocochaでライバーを職業としていきたい！と考えている人にはおすすめできます。 

特に「どんな配信が合うか分からない」といった悩みを抱えている人にとってはピッタリの事務所といえるでしょう。

ベガプロモーション

ベガプロモーションはさまざまなライブ配信アプリで活躍するライバーをマネジメントしている大手事務所です。

 ガッツリ稼ぎたい人だけではなく、副業で少し稼ぎたい人でも所属できる事務所なので、ノウハウを知りながら毎月定額を稼ぎたいと考えている人にもおすすめできます！

応募方法

ライバー事務所への応募方法は基本的に自分から各事務所の公式サイトの応募ページに問い合わせをする必要があります。

「現在公式ライバー募集中！」などと書かれたページがピックアップされていることが多いので、そちらから応募しましょう！

中には公式ラインを追加して気軽に応募できる事務所もあります！

スカウトされることもある

事務所への所属方法は「自主応募」だけではありません。

あなたの配信を偶然みていた事務所担当者からSNSを通して連絡がくることもあります！

スカウトされると事務所によりますが、還元率や待遇などが変わることもあります。

ライバー事務所への所属を考えている人は普段の配信に力を入れるだけでなく、SNSでの集客や自己PRを磨いてみてはいかがでしょうか？

まとめ

この記事ではライバーという職業について詳しく紹介しました。

を知ることで、ライバーという仕事の詳細が明確になったのではないでしょうか？

ライバーはこの時代だからこそ必要とされる仕事で、きっとこれからも伸び続ける職業です。

手軽に始めることができるので、悩んでいる方はぜひ「ライバー」を始めてみてください。