近年自宅で気軽に始められる「ライブ配信サービス」が副業として人気です。
ライブ配信サービスはさまざまな会社が運営していますが、なかでも国内大手企業のDenaが運営している「Pococha(ポコチャ)」はライバー数がかなり増えているそうです。
そんなPococha(ポコチャ)でライバーになって稼ぎたいと考えている人に向けて、この記事では、Pococha(ポコチャ)の報酬や稼ぎ方を徹底解説します。
- Pococha(ポコチャ)とはどんなライブ配信サービスか
- Pococha(ポコチャ)の収入システムについて
- Pococha(ポコチャ)の人気ライバーの収入
- Pococha(ポコチャ)の稼ぎ方について
この記事を読めば上記のポイントが網羅でき、Pococha(ポコチャ)で人気ライバーとして稼ぐ方法が丸わかりに…!ぜひチェックしてください。
1.Pococha(ポコチャ)とは
そもそもPococha(ポコチャ)とはどんなアプリ?と気になっている方もいるでしょう。
Pococha(ポコチャ)は 2017年からサービスが開始されています。運営企業は「株式会社Dena」です。
現在人気のライブ配信サービスは本社が海外の企業であることも多いですが、Pococha(ポコチャ)は国内企業が運用しています。
そんなPococha(ポコチャ)は2020年にライブ配信業界で初めて「グッドデザイン賞」を受賞しました!それぐらい話題ということでしょう。
Pococha(ポコチャ)他のアプリに比べて稼ぎやすい
Pococha(ポコチャ)は他のライブ配信アプリに比べて稼ぎやすいと言われています。
多くのライブ配信アプリは配信枠でリスナーさんが投げてくれる投げ銭だけが報酬源となっていることが多いです。
しかし、Pococha(ポコチャ)では時給制のような稼ぎ方も並行して行われていて、稼ぎ方が2つ以上あるといえます。
投げ銭だけでの報酬となると、どれだけ頑張っても投げ銭がなければ手元にお金は入りませんが、時給制に似た収入の仕組みが整っているPococha(ポコチャ)は頑張れば最低限の報酬が得られるようになっています。
1-2.Pococha(ポコチャ)換金率が高い
ライブ配信サービスで得たお金は、各運営会社が定めた「還元率」に則って獲得した投げ銭を換金できるようになっています。
換金率はライブ配信サービスによって差はありますが、10〜30%程度のところが多いようです。
Pococha(ポコチャ)の換金率は100%といわれていて、他のライブ配信サービスに比べるとかなり稼ぎやすいのが分かりますよね!
2.Pococha(ポコチャ)の収入システムについて
ここからはPococha(ポコチャ)でライバーとして活動するうえで大事になる「収入システム」を紹介します!システムを理解しておくことは、どんな配信をすればいいかを考える軸になるはずです。
2-1.報酬はどのタイミングで発生する?
Pococha(ポコチャ)で報酬が発生するタイミングはさまざまで、「配信時間」と「配信の盛り上がり度合い」や「リスナーさんからの投げ銭」など。さまざまなタイミングで報酬が発生します。
Pococha(ポコチャ)では、配信内で獲得できる「ダイヤ」を最終的には1ダイヤ1円で現金に獲得できる仕組みが整っています。
つまり、報酬発生のタイミングは「ダイヤが獲得できるタイミング」となることを覚えておきましょう。
2-2.ダイヤとは
Pococha(ポコチャ)のダイヤは1ダイヤ1円で換金できる重要な報酬です。
トップライバーの獲得ダイヤ数はかなり多く、月収換算すると100万円以上獲得できる人もいます。
そんなダイヤは2種類あり「時間ダイヤ」と「盛り上がりダイヤ」に分かれているんです。
2-2-1.時間ダイヤ
時間ダイヤは配信時間に応じて獲得できるダイヤのことです。
Pococha(ポコチャ)は時給制のような稼ぎ方ができると記事でも紹介していますが、このダイヤが発生することが「時給」のようなシステムになります。
時間ダイヤは一律で発生するわけではありません。運営が定める「ライバーランク(応援ランク)」によって1時間で獲得できるダイヤは変動するんです。
こちらがランクごとに獲得できる時間ダイヤの一覧表です。Pococha(ポコチャ)の時給表として見ていただけると分かりやすいはず。
スタート時のE1と最高ランクのS6で獲得できるダイヤの差はなんと約183倍にもなります。
Pococha(ポコチャ)のトップライバーはA~Sランクに在籍していることが多く、アルバイトの時給以上の金額を稼げているともいえますよね。
※時間ダイヤは全部の配信時間で獲得できるわけではありません。
1日あたり4時間まで、1週間あたり19時間まで、1ヶ月あたり75時間までの配信に付与される仕組みとなっています。
2-2-2.盛り上がりダイヤ
盛り上がりダイヤとは名前の通り「ライブ配信の盛り上がり」に応じて付与されるダイヤです。
「この盛り上がりで〇ダイヤ獲得」と決まっているわけではありませんが、リスナーさんの「コメント数」や「視聴時間」などに応じて付与されるダイヤ数は変動するといわれています。
Pococha(ポコチャ)の投げ銭の仕組み
Pococha(ポコチャ)ではリスナーさんが配信中に「投げ銭」と呼ばれるアイテムを投げることができます。
この投げ銭もダイヤに変換され手元に入るので、最終的には換金できます。
投げ銭を投げると配信画面上にさまざまなアニメーションが表示されるようになっていて、投げ銭の価格が高いものを選ぶほど、表示されるアニメーションやエフェクトは豪華になるんです!
2022年現在、Pococha(ポコチャ)最高額の投げ銭は5,555コイン必要な「馬車」というアイテムになります。
3.Pococha(ポコチャ)のトップライバーの収入
Pococha(ポコチャ)で活躍しているトップライバー(人気ライバー)の収入がどのぐらいか気になりませんか?
まず、ライブ配信で得られる収入はライバーによってかなり差があります。
ライブ配信業界で考えてみても、トップライバーは数千万円以上の年収があるともいわれており、逆に月数百円程度しか稼げないライバーもいるようです。そのため、平均収入の計算がしにくいところがライブ配信業界の特徴ともいえますよね。
Pococha(ポコチャ)のトップライバーの最高月収は約150万円程度と言われていて、医者や弁護士などと同じぐらいの稼ぎになります。
Dランクライバーの月収計算
応援ランクがDランクのライバーの月収はどのぐらいになるのでしょうか。
たとえば、D3ランクだと通常時で獲得できる時間ダイヤは150ダイヤとなっています。
150(ダイヤ)×75(時間)=11,250(ダイヤ獲得)
となり、月収は最低でも11,250円以上はあると計算できるでしょう。
そこに投げ銭やコメント数などの合計が「盛り上がりダイヤ」としてプラスされるので、Dランクライバーだと月2〜3万円ぐらいは稼げる可能性が高いはずです。
Sランクライバーの月収計算
Pococha(ポコチャ)のトップライバーに多い「Sランクライバー」の月収を計算してみましょう。
Sランク帯は6種類に分かれていて、今回は通常時で獲得できる時間ダイヤが3,000ダイヤのS1ランクで計算してみます。
3,000(ダイヤ)×75(時間)=225,000(ダイヤ獲得)
となり、月収は最低でも22万5,000円はあることになるはず。
投げ銭などの盛り上がりダイヤを抜いて22万円以上稼げるのはかなり大きなメリットですよね。
3-3.Pocochaは応援ランクが大事
Dランク帯とSランク帯のライバーの収入を見ていただいて分かるように、Pococha(ポコチャ)で人気ライバーになって多くの収入を稼ぎたいと思うのであれば「応援ランク」をアップさせることが大事になることを覚えておきましょう!
4.Pococha( ポコチャ)で稼げるライバーの3つの特徴
Pococha(ポコチャ)で稼げるライバーになるにはどうすればいいのか気になりませんか?
ここからは実際にPococha(ポコチャ)で人気ライバーとして活躍しているライバーの3つの特徴を紹介します。
毎日同じ時間に配信をしている
Pococha(ポコチャ)の人気ライバーのほとんどが、毎日同じ時間に配信をしています。
これはライブ配信の鉄則ともいえますが、ライバーのお客さんは「リスナーさん」です。
リスナーさんにとってライブ配信は「毎日の日課」のようなものにすることが大事。
どれだけ配信内容がおもしろくても、不定期配信だと常連リスナーさんは増えにくい傾向があります。また、Pococha(ポコチャ)では毎日配信しないと自動的に応援ランクが下がる仕組みがあるので、稼ぎたいと思う人ほど毎日配信は鉄則になるでしょう。
ファミリー機能を有効活用している
Pococha(ポコチャ)には「ファミリー」と呼ばれる独自機能があります。
こちらはライバーとリスナーさんが交流できる掲示板のようなもので、雑談をしたり、イベントの戦略を練ったり、多様な利用ができるんです。
このファミリー機能を有効的に使い、リスナーさんと配信外でもコミュニケーションをとることで、よりあなたに興味を持ってくれるリスナーさんが増えるはず。
ファミリーは「コアファミリー」「オープンファミリー」の2種類作成でき、オープンファミリーにはライブ配信の告知などもできるのでぜひ利用してくださいね。
印象的なアイコンを設定している
Pococha(ポコチャ)で稼げるライバーになろうと思うと、まずは配信を見てもらうことが何よりも大事になるでしょう。
しかし、Pococha(ポコチャ)は在籍ライバー数も多いので「見つけてもらうこと」が大変です。そこで大事になるのが「印象的なアイコン」を作ること。
盛れた写真を使うことはもちろん、文字入れをして自分がどんなライバーで、どんな配信をしているのかが明確になるように作りましょう。
文字を多く入れるというよりは、大きな文字で分かりやすくすることが大事。
スクロールしたときに手が止まるようなアイコン作成を心掛けてください。
Pococha(ポコチャ)で稼げないライバーの特徴
Pococha(ポコチャ)で稼いでいる人気ライバーの特徴を知っておくことは、稼ぐための基本ともいえるぐらい大事なことです。
では、逆にPococha(ポコチャ)で稼げていないライバーにはどんな特徴があるのでしょうか。改善点も含めて一緒にチェックしましょう。
5-1.毎日配信していない
Pococha(ポコチャ)ライバーにとって鉄則ともいえる毎日配信をしていない人は、なかなか稼ぐことができないでしょう。
継続的に配信をしないと常連リスナーさんはつきにくいですし、そもそも時間ダイヤの獲得数が少なくなってしまいます。
Pococha(ポコチャ)は投げ銭の最高額も5,555コインと、他のアプリに比べるとそこまで高くはありません。
つまり1回の配信で高額稼ぐというよりは、毎日コツコツ稼ぐことが「稼げるライバー」になるための方法といえるでしょう。
5-2.リスナーとコミュニケーションが取れていない
ライバーにとってライブ配信は「報酬を稼ぐ場」かもしれませんが、リスナーさんにとってのライブ配信は「ライバーとコミュニケーションが取れる場」です。
そのリスナーさんがお客さんである以上、ライバーは何よりもコミュニケーションを大事にすることが必要となります。
しかし、なかにはこのコミュニケーションをはしょって、自分の好きな配信だけをしたり、自分語りの雑談配信をしてしまうライバーもいるのが現実。
Pococha(ポコチャ)でライバーとして稼いでいくのであれば、コミュニケーションをとることが何よりも大切だと覚えておきましょう。
6.まとめ
この記事では、Pococha(ポコチャ)のライバーの稼ぎ方や収入システムについて詳しく紹介しました。
- Pococha(ポコチャ)は時給制のような稼ぎ方ができる
- 還元率が高い
- 応援ランクのアップが稼ぐためには必要
記事で紹介した上記の3つのポイントを理解することが、稼げるライバーへの1歩になるはずです。